星霜、誘う
僕の今までで最大の喜びは
世界の歴史で何番目?
僕の今までで最大の苦しみは
君と比べて少ないかな?
と台詞みたいな歌詞がブッ込まれる星霜、誘うのフレーズすこすこ。
それを「こんな馬鹿げた質問と、たいして
変わらねえだろう、ぼくらの社会は。」
と取り留めのない質問、どうしようもない、答えの出ない…etcと「社会」を揶揄してるしているように感じられる。
そうほんとに社会なんてくだらない。
生きていく上で欠かせないものかもしれないけど、椅子の上で眠る猫にはそんなこと関係のない話。
息をのむほどの夕焼けに感動することができる人間という生き物。
同じ人間だけど、各々目的があって進まなければならない。
夕焼けの綺麗さに感動する優しい心を持つ、残酷な競争社会で生活させられる人間の反する面の違い。社会なんてくだらない薄皮一枚剥げば、世界は素晴らしい。
ということを忘れてはいけないよって歌だと思います。
生きるために働いて嫌になった時、だけどそれは猫にとって何の関係もない話。
藍坊主「星霜、誘う」